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会長 Diary

教育への思いを徒然につづった日記帳

「不安の時代」に取り組むとき

3月26日の日曜日。今日は1日中雨となるらしい。

この数日寒くて風も強いので、咲きかかった桜の蕾が躊躇している。

 

3月の末となると、私たちは、どうにも落ち着かない。

そう、4月新年度の直前だからだ。  この結果が1年を左右する。

 

先月も福祉のことを書いた。(2月19日)

交代となったケアマネージャーさんが我が家に見えて、いろいろな手続きの後に話をした。

まず、福祉関係の職場では、とにかく人手不足が深刻だという。

だから、介護制度を利用する人たちからの要望に応えられない。

理由は簡単だ。厳しい仕事内容と低い報酬がセットだから、人が集まらないし、辞めていくからだ。

このままでは、団塊世代が後期高齢者(もう、この言い方古いか?)となるころ、高齢者の介護問題は破綻する、と彼は話していた。

自宅での老々介護には限界がある。当たり前だ。そのうち夫婦両方が(いずれ)要介護になるから。

一部の人のための超高額施設以外の、収容施設が圧倒的に不足することも、目に見えている。今でもそうだから。

 

なぜだろうか? わかっていて、どんどん深刻になるのは。

福祉労働者の報酬や福利厚生基準が、一般公務員(地方公務員)より抑えられている。

私は、仕事の内容は公務員とほぼ同じだと思う。支援を要する人々へのサービスや支援をするという精神も同じだ。

いやむしろ一般公務員よりも責任は重い面がある。

命と健康、心のケア、目が放せない、勤務時間が不規則・・・。

 

ケアマネさんと話をしていながら、やっぱり教育のことを考えた。

介護の世界ほどではないが、似ている。

予算不足からくる人手不足。サービス時間外労働、時間と曜日を選ばない保護者からのクレーム対応、教室の中の子どもの荒れの増加。

学校の先生は、受け持つ子どもの家庭問題に無関係では済まなくなっている。子どもは、家庭の重い荷物もランドセルの中に背負って登校してくるから。

心のバランスを崩してしまう先生が多いことも、当たり前のように語られている。

 

なぜだろうか? わかっていて、どんどん深刻になるのは。

 

 

 

 

 

 


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