丸山千枚田(まるやませんまいだ)

丸山千枚田(まるやませんまいだ)

  山の中腹に開かれた水田は,その形や枚数(まいすう)の多さから,千枚田とも棚田(たなだ)とも呼ばれています。日本の稲作の耕地面積(こうちめんせき)は約270万ヘクタールですが,そのうち千枚田(棚田)は約22万ヘクタール,全体の10%近くになっています。この数字から,千枚田(棚田)は日本の山間地(さんかんち)を代表する景観(けいかん)の一つと言えるかもしれません。ここ丸山地区のものは,「丸山千枚田」と呼ばれ親しまれています。
 丸山千枚田を遠くから眺(なが)めると,千枚田が山の中腹を覆い(おおい)つくしている迫力(はくりょく)に驚かされますが,詳(くわ)しく観察すると,1枚1枚の水田の畦(あぜ)が地図の等高線(とうこうせん)に似て,優(やさ)しく踊っているようにもみえます。自然の地形と,むかしからの紀和町丸山地区の人々の工夫や願いが溶け合った風景に思えました。
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