下宅部遺跡の深さ

 下宅部遺跡は,都営住宅団地(とえいじゅうたくだんち)の立替え(たてかえ)工事に伴い(ともない),調査が始められました。
 調査の結果,下宅部遺跡は,縄文時代後期から,古墳(こふん)・奈良(なら)・平安(へいあん)時代にかけて人々が生活をしていた場所だったことが分かりました。
 また,この遺跡の近くには,下宅部のほかにも縄文時代の遺跡がいくつも発見されています。これらのことから,下宅部遺跡ふきんは,縄文時代から平安時代にかけて,東京都多摩(たま)地区の中心的な役割(やくわり)を果たしていた土地だったといえるかもしれません。
 縄文時代の地層(ちそう)は,今の地表から2mくらい掘り下げたあたりです。発掘の仕事をしている人は,水を落とした深い池の中で働いているように見えます。