日本標準ブックレット No.1
義務教育改革への提言
「義務教育改革への提言」
柴田義松(東京大学名誉教授) 著
定価 : 本体 600 円 + 税
A5判・ 68ページ
ISBN978-4-8208-0268-6


 学力低下が叫ばれる中、政府、文部科学省による義務教育改革が始まっている。しかし、その施策の多くは、義務教育費の国庫負担金の削減、習熟度別授業や中高一貫校の推進など、地方格差、学力格差を広げるものとなっている。

 現代の子どもたちに徹底的に身につけさせるべき基礎的・基本的知識・技能は何なのか?義務教育修了までに到達させたい基礎学力の水準をどのように設定するのか?こうしたことがらについて、教育現場に蓄積されてきている優れた教育実践や研究成果がほとんど顧みられず、生かされず、組織的・体系的に論議はされていない。たとえば、読み書きの能力(リテラシー)についても、これからの情報化社会においては、文の真偽や論理的整合性を吟味するといった批判的リテラシーがますます必要とされているが、そうしたことへの言及はみられない。

 戦後日本の教育の変遷を見つめてきた著者が、本当に子どものために必要な義務教育改革とは何か、その方向性を提言する。


[主な内容]
はじめに  教育改革の動向
第1章 義務教育の目的は何か −日本の義務教育の歴史から
第2章 学力保障の現実と将来展望
第3章 専門職としての教師のあり方
結 び 義務教育はすべての子どものために
home back
アンダーライン
(C)2006-2014 Nippon-Hyojun