静岡のむかし話
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編著:静岡県むかし話研究会
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定価 :
1,572
円(税込)
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B5変型判、上製、256ページ
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ISBN978-4-8208-0153-5
静岡県校長会
静岡県の各地に伝わるむかし話を,静岡県の小中学校の先生たちが丁寧に採話・発掘して,その土地土地の味わい豊かな言葉でつづりました。音読や読み聞かせが見直されている今,方言による語りのおもしろさで,ふるさとの魅力と心をいきいきと伝えます。
小・中学生から大人まで楽しめるむかし話57話を収録。
昭和50年代にブームを呼んだ日本標準の「むかし話」シリーズが新装版で復刊
『静岡のむかし話』は,昭和53(1978)年に初版を発行し,その後ほかの46都道府県のむかし話とともに多くの子どもたちに読み継がれてきた本です。今回,13年ぶりにカバーつきの新しい装丁の本となって世に出ることになりました。復刊にあたっては,もとのお話の形をできる限りそのまま生かしながら,現代の社会事象に合わせて内容を検討し,また文字も大きく読みやすくいたしました。
方言の豊かな響きとリズムが楽しめます
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[化かす話 化かされた話]
骨つぎ医者とキツネ
キツネがくれたこうやく
おコンのスッコンコン
お通夜に来たキツネ
タヌキのかいた絵 など
[ふしぎな話]
にょうらひめ
せんにんのミカン
代かき地藏
宝の槌 など
[町や村のいわれ話]
だいだらぼっち
炭焼き長者とようらくツツジ
海ぼうずと波の音
下田富士と駿河富士
かみなりさまのやくそく など
[こわい話 かわいそうな話]
しっぺい太郎
ネコの恩がえし
子ギツネとじいさま
村をすくったおじいさん
女郎グモと佐市
鬼鉄ぽう など
[とんち話 わらい話]
かみなりさまのへそ
西山寺の仁王
笑い話
ふろ代の言いわけ
とんち問答「白どうふ」
屋根にのぼった赤牛 など
[てんぐとカッパの話]
てんぐの碁打ち
てんぐ石
むすめガッパ など
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