鹿児島のむかし話
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編著:
鹿児島のむかし話研究会
鹿児島県小学校教育研究会国語部会
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定価 :
1,572
円(税込)
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B5変型判、上製、256ページ
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ISBN978-4-8208-0178-8
鹿児島県学校図書館協議会
鹿児島県PTA連合会
鹿児島県内の各地に伝わるむかし話を鹿児島県の先生方が丁寧に採話・発掘して,その土地土地の味わい豊かな言葉でつづりました。音読や読み聞かせが見直されている今,方言による語りのおもしろさをいきいきと伝えます。
小・中学生から大人まで楽しめるむかし話38話を収録。
昭和50年代にブームを呼んだ日本標準の「むかし話」シリーズが新装版で復刊
『鹿児島のむかし話』は、昭和50(1975)年に初版を発行し,多くの子どもたちに読み継がれてきた本です。今回、初版から30年ぶりに美しい装丁の本となって世に出ることになりました。復刊にあたっては,もとのお話の形をなるべくそのままに生かしながら,現代の社会事象に合わせて内容を検討し,また文字も大きく読みやすくいたしました。
方言の豊かな響きとリズムが楽しめます
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[北薩地方の話]
サルどんとカニどんの餅合戦
天狗どんがつくった山と池
びっちょどんの話
もちから出た小判
水がめ岩の酒
太郎べえと次郎べえ
はちまきをした太田浜の松の木
ささら山の宝
三人のむすめ
シオとオトとケサと
十五夜のぬすみだんご
御船川
[南薩地方の話]
山姥と三人の子ども
花タンゴ
田上のキッネ
鼻取り地蔵
茂助じいさんと古ぎっね
小蛇が大蛇になった話
池王明神さあ
どんこびっの油
きっねの恩がえし
がらっぱの首
[大隈地方の話]
あにょどんのデコンじる
侏儒どんのとんち
大浪の池
峠のタヌキと二才どん
ちごの森
ドッコイショウのたね
あらよ、小助さん
ヨシケ鳥の話
自分よっかおそろしかもん
[種子島・屋久島・奄美大島地方の話]
大年の客
ことばを買った男の話
アマガエルになったむすこ
ケシ来い、クロクチ来い
わらしべ童子
山鳥の矢
へーの中の親
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