自分の地域のテストが無い?それならこれ!~地域学習社会テスト3年・4年~

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日本標準

小学校の社会科3・4年では、自分たちの住む市(区・町・村)や県(都・道・府)について、地域の副読本などを使って学習します。
ところで、自分たちの住む地域についての学習を進め、いざテストをしようと思ったとき、こんなことに悩んだことはありませんか?

学校の先生

「教科書に載っている事例地は、自分たちの地域とは違うから、教科書に対応したテストだと使えないなぁ…。とはいえ、副読本に合ったテストもないし、自作も大変。子どもたちの学習をどう評価したらいいだろう?」

今回は、そんな困った経験のある先生にぜひおすすめ!「地域学習社会テスト」の紹介です。

1.地域学習社会テストとは?



「地域学習社会テスト」は、國學院大學教授 安野功先生の監修のもと、学習指導要領の内容に基づいて、適切な観点別の設問で出題するテストとして開発されました。
「地域学習社会テスト」の最大の特色は、自分たちの住む地域の事例や教材で学び、身に付けたことを、典型事例による問題で観点別に評価できることです。

実際のテスト紙面では、実在する市や県の地図や、具体的な統計資料を出していますが、設問では、地域独自の知識を問うのではなく、社会科3・4年の学習で身に付けるべき内容を問う標準的な問題となっています。

例えば、次のような内容を問う問題を出題しています。
・地図の読み取りに必要な、地図記号や方位などの基本的な知識を問う問題
・地図やグラフなどの資料から必要なことが読み取れるかを問う問題
 

もちろん、「知識・技能」の観点だけでなく、「思考・判断・表現」の観点の問題も出題しています。
「なぜ、駅前には店が集まっているのか」といった、社会で見られる事象の理由や意味を問う問題や、社会に見られる課題の解決のためにできることを記述する問題などを出題しています。

「地域学習社会テスト」をひとことで言えば、「全国各地のどの学校でも使える画期的なテスト」です!
しかも、「地域学習社会テスト」は、上下刊と学期刊の両方で発行しているので、年間指導計画に合わせて選べるのもポイント!
社会科3・4年のテストで、上下刊か学期刊かを選べるものは、とてもレアです。(社会科3・4年のテストのほとんどが、上下刊のみの発行です。)

是非新年度の採択で検討してみてください!

2.地域学習社会テストの単元構成と特長

典型事例で構成されているテストと聞いて、気になるところは単元構成と特長ではありませんか?
3年の単元構成を基にして、特長を見ていきましょう。

3年

「地域学習社会テスト」では、学習の成果を、段階的に評価することができます。

●単元テスト…各単元を自分の住む地域の事例や教材で学習したあと、学習の成果を典型事例による問題で観点別にチェックし、フィードバック指導や通知表の評価情報に役立てることができます。
●大単元のまとめテスト / 3年のまとめ…大単元の終わりや学年のまとめなどの大きな節目ごとに、典型事例による問題で学習の状況を見取り、通知表や指導要録の評価情報に役立てることができます。

また、表で「知識・技能」100点、裏で「思考・判断・表現」50点と、統一された観点配列で得点集計も楽々行えます♪

4年の単元構成はこちら。

4年

まとめ

いかがでしたか?
「地域学習社会テスト」は、全国各地のどの学校でも使える典型事例によるテストです。
関連教材のリンクから「地域学習社会テスト」の情報が見られるので、 気になった方は是非リンク先に飛んでみてください!

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