保育園落ちたのは私たちだ

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日本標準

3月6日。  暖かい朝で、昼間は18度くらいになるらしい。

 

2月に「保育園落ちた日本死ね!!!」というブログが話題になった。

国会でも取り上げられた。

そして、多くの人が同じ問題を抱えているという声が高まり、昨日5日には国会前に100人が集まったという報道だ。生まれて初めてこんな行動を取ったという人たちが集まったらしい。

呼びかけ人は、「20年前の私だ。全然変わっていない」と思ったことがきっかけだったという。

 

子を持つ親が働くためには、保育園などの預ける施設が必要だ。

3世代同居や親に預けるという話も聞くが、それは今の時代に当然のシステムと考えるのは無理だ。誰もがそうできるわけでもない。

北欧のように、ここはしっかり国が責任を持って、システム作りをすることしか解決方法は無い。

子どもが小学校に入学してからは、この問題は学童の問題に引き継がれる。これがまた、日本の現状はいろいろ難しいと思う。

「1億総活躍社会」というのは、これらの問題をはっきりさせてから提起すべきと思うが、いかがだろうか?

(総活躍、チューなら、誰もが働けるようにしろよ! バーロ!)という感じだったのかな、今回のブログ。・・・わかるなあ。

 

先日、白梅学園大学の増田教授と語り合った。

彼は「小学校の学級崩壊」が緊急課題だと言う。

そして、そのきっかけというか根源となる問題は、小学校入学までの子どもの育ち方、育てられ方にあると。

貧困と格差の問題は、小学校入学前から、いや生まれたときから始まっている。もちろん虐待や孤立などもいっしょに。

そして、小学校、中学校、高校・・・と連鎖し、社会人になってからも続くのだ。

「貧困格差は学力格差」というデータ(事実)を放置してはいけない。

またインクルーシブ教育とは、ありのままの「個」を受け止めて、それぞれに大切に伸ばす教育のことだろう。

 

私たちの仕事は、これらの問題を解決する一つの力にならなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

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