現場に活きる研究をする 仕事をする

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日本標準

3月27日、春霞というにふさわしい日曜の朝だ。

今朝歩くと、川沿いの桜はまだ5分咲き程度か、それも美しかった。

 

昨日は、日本教材学会 関東・甲信越支部会議というものに出席した。

この4月から会長に就任される清水厚実氏(現福山大学理事長)から、私も常任理事にと命令されているので、・・・出席したのだ。

会議は、10月の全国大会に向けての準備や確認が続き、整然と議事進行していったが、終盤に出席者からのいくつかの発言があり、よかった。

世に多くの学会があり、研究者がいるが、現場の役に立たない研究というものは意味がないという、佐島群巳先生の言葉は痛快だった。

つまり、この教材学会は、幅の広い「教材」の開発や評価に取り組み、学校現場をサポートしていくということで、まさに世の中に役立つ学会となる(べき)、ということを確認したのだった。

私も、清水さんに指名されて発言した。

全国の学校現場を見ての思いを話した。

・子どもたちの生活(貧困)格差は、そのまま学力格差に。

・来る新学習指導要領で求める学力と、それどころではない学校現場とのギャップの大きさ。  等々・・・。

 

会議終了後、数人の先生から、共感するところ大であると声をかけていただいた。

元学校教師で、現在は大学で教育系の学生を指導されている先生たちだった。ちゃんと言葉を交わす時間が無かったが、思いはわかる。

機会があれが、今後コミュニケーションを取っていきたいと思った。

また、遠路の中、全図協のお仲間も数名参加されていた。その積極的な行動に感心した。(この時期に、偉い!)

 

さあ、4月も目の前。

    ・・・胸いっぱいに思いを抱えて新学期を迎えることになる。

 

 

 

 

 

 

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