熊本地震、そしてヘイトスピーチのこと

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日本標準

5月15日の日曜日。

熊本地震から1か月が過ぎた。

昨晩、「NHKスペシャル」を観たが、とにかく言葉が出ない。

地震が終わらない。夜が怖くて家に入れない。食糧が、水が・・。

一瞬で、取り返しのつかない状況になってしまった。

「これからどうなるのか」の沈痛な思いが伝わってくる。

そして「地震はテレビの中のことだと思っていた」。これは私たちみんなに言えることだろう。後から「想定外」と言うことだけは駄目なんだ。

 

もう一つ民放TV番組で、ヘイトスピーチについての報道を観た。

出ていけ!と叫ぶ人たち、・・・何をあんなに叫ぶのか?

根拠もなく、その人を知ってるわけでもなく・・・憎み、叫ぶ。

「私たちが何をした?」と涙を流す母親と少年。でも彼らは毅然としていた。黙々と活動をしていた。明らかに、叫んでいる集団より強さがあった。

東京大空襲の歴史を見なくても、世の中が不安定になったときに、この種の運動が強まる。それは人間の弱さか。不安定な世情のせいか。

ヘイトスピーチ対策法案に、政府は、いろいろと理由をつけてあまり積極的とは思えない。(そう思うのは私の偏見か?)

 

ここは、地震被害の対策と併せて、ぜひ一気に進めてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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