7月10日、参院選挙の日に

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日本標準

九州では、大雨が続いたり、昨日はまた震度4の地震が発生したり、受難は続いている。

つぶれたままの家の前で途方に暮れる人々を報道で見た。お年寄りは独り住まいが多い。正直、気の毒そのものだが、他人事ではないという気持ちのほうも強くなってきた。

 

今日は、7月10日。先ほど妻と投票を済ませてきた。

近所の中学校が投票所で、ここはうちの子どもたちが通った学校だ。

そしてあと数年もすると、その孫たちが通うことになりそうだ。

投票日だから、車イスを押して歩いていると「お久しぶり!」「お元気そうねえ。」など、ご近所の人に声をかけていただく。妻も嬉しそうだ。そして、だいたい孫の話になる。

 

ざて、今朝のニュースで、気になったことがある。

「学校教育における政治的中立性についての実態調査」である。自民党のホームページで呼びかけているらしい。

これは、どうなのだろう?

誰がどの基準で中立性違反を判断して報告するのか? そもそも中立性の基準なんてあるのか?

憲法と教育基本法の精神からは、これは問題アリ、と思う。

18歳の高校生(と学校)に対して、プレッシャーをかけるやりかたは、率直に言って教育的ではない。一人ひとりに自分の意見を持ちにくくさせることになるだろうから。信用できないのか、逆に不安なのか・・?

 

さて今日の午後は、中内敏夫先生を偲ぶ会(一橋大学)に参加する。

日本標準の創業者、石橋勝治の盟友であり、私たちにとっては「教育と評価」の師であった。

「学力到達目標」「到達度評価と指導」等々いろいろ学んだ。

 

今日も暑くなりそうだ。

 

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