本物の「1億総活躍社会」をめざそう

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日本標準

12月18日の日曜日。こちら関東は快晴である。

毎朝5時に歩いているが、霜柱が立っている。歩く前半は寒く、後半から体が温まる。時折どのくらいの距離を歩いているの?と聞かれるので今朝万歩計で測ったら3.4キロだった。大股で速く歩くようにしている。

 

「1億総活躍社会」、現政権のスローガンの一つだ。

私はあまり好感を持っていなかった。高齢化で福祉に金がかかるんだから、みんなはもっと働けと言われている感じがしていたからだ。いろんな事情で働きたくても働けない人もいるじゃないかと。

 

でも「1億総労働社会」と言っているわけではない。当たり前だ。世の中には病人もいるし、障がいのために働けない人もいる。お年寄りも。

それで気が付いた。人はそれぞれに、自分のできることで人間らしく生きるということなんだと。自分なりの活躍をしよう、そういうことができる社会を目指そうということが「1億総活躍社会」なんだ。

 

未来予測が難しいと言われる時代だ。

戦後70年を経て、まさにレジームが見直されるときなのだろう。

争わず、目の前の豊かさに溺れず、平安な生活を求めていくことは大切だ。

誰だって、一個のお菓子をひとりで食べるより、友達と半分ずつ分けて食べるほうがおいしかった記憶がある。これじゃなかろうか?

GDPが増えたとしても、国民一人ひとりの可処分所得が増えているわけではない。むしろ減っている時代だ。これからは、もっとそうなる。

 

その意味で、「1億『総活躍』社会」を進めなければならない。

これって、この受け止め方でいいんだろうか? 

 

 

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