さあ、それぞれの新学期を迎える

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日本標準

年度末の最後の行動として、故郷の佐賀に行ってきた。
いくつかの学校訪問が目的である。

この時期なので、異動する先生方の説明会が行われていた。
各校、事務職の方も入れて10名前後の異動のようだった。
割合にして、2割から3割かな。案外多いなと思った。

今回は、校長先生との話が印象深かった。
学力調査、ICT教育、道徳や英語の教科化、いじめ問題等々・・・。
そして、もう一つ言うなら予算が不足しているという悩み。

懸命な取り組みが、本当によくわかる。

現場の実態をよく確かめた方針を出してほしい、というのが共通項だったように思う。
同感である。


さて、いよいよ新学期である。

私の二人目の孫も新入学だ。
大きなランドセルを背負っていた。中身が入ると重そうだ。


今年1年、ROMの問題ではご迷惑をかけてしまった。
この反省は、26年度の結果で信頼をいただくしかない。


今後、新学習指導要領の改訂に向けて新しい方針が決まっていく。
前回の「ゆとり教育反省」型の指導要領から、「活用する力」「決められる力」指向型へ向かうことになるのだろうか。

「親の収入が多い子どもほど、学力が高い。」
あらためて、そんな報道があった。とっくに、皆そう思っている。
そしてこれは、現在学力格差が広がっているということでもある。

小学校時代の「基礎・基本」の定着無しに「活用力」も「決められる力」も無いだろう・・・。
こんな気持ちも、先生の本音かもしれない。

とにかく26年度は、教育界全体にそんな課題を抱えた年だ。

強い気持ちを持って、この仕事に邁進していきたい。

そのためにも、すばらしい4月の結果を出したい。

全国のお仲間と共に!

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