豪雨と雷の夏
8月25日の日曜日の朝。 朝ウォークで入間川沿いを通ると、土色の濁流が音を立てていた。
昨晩の雨と雷はすごかった。一時停電にもなった。
私の住む埼玉県狭山地区では警報「4」が出た。「そろそろ避難しろ」レベル。
この夏、ほぼ毎日のようにこんな状態が続いている。1日のどこかで豪雨と稲光と雷。
1日に3回くらいスマホのアラーム音が響く。私はいったいどこの国に住んでいるのだと思ってしまう。
さて、そんななかに自民党総裁選挙だ。10人以上の立候補が予定され、メディアは嬉しそうに報道している。
なかには予想順位まで出すところもある。ちょっとおかしい。
なぜ現首相は退陣することになったのか、国民の大きな不信を買ったからだろう。
ご本人が、その責任を取っての退陣と明言されていた。
統一教会問題、裏金事件、その後の現職議員の数々のスキャンダル・・・。
で、今回立候補する人たちは、そのリーダーのもとに活動していた人たちだ。
問題を起こしたら、離党して議員は辞めない。手当は支給され続ける。(離党したらますます仕事は無いと思うけど)
そして8月も終わりに近づいた。各地で盆踊りのシーズンだ。
小選挙区制度で選出された議員の方々は、この時期一斉に帰省だ。そして盆踊り参加だ。
国会議員は国政に責任を持つ。でも議員に選出してくれるのは地元の人たち。
小選挙区制度は、国会議員を「地方議員」の頭にしてしまうシステムなのではないか?
そんなことを考えている、今年の夏の終わりである。
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