岩手、盛岡へ

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日本標準

先週の宮城に続いて、岩手県盛岡に行ってきた。
岩手県会議である。

とてもいい天気で、朝の冷え込みがきつかったせいか、北上川流域の朝霧が濃かった。

会議場は盛岡市民文化ホール。午前中の会議だ。
公的施設で時間厳守、12時ピッタリには会議室を空けなくてはならない。

こういう、きっちり制限付きが私は苦手で・・・。
私の話は予定をが伸びるのがほぼお決まりで、あとを受け持つ者が苦労する。

でも、まあ終わった。 全体としては12時に。

2年ぶりの岩手県会議参加だったので、久しぶり感があった。

そして、やはり世代交代の流れを、ここでも感じた。
社長が来なくて、息子さんや娘さんの参加など。

2週続けて、東北に出かけた。
いろんな語らいや再会ができて、いい時間を過ごせた。


さて、10月も終わろうとしている。

何! もう霜月か!
歳をとるごとに、1年が短くなる。(この年頃になると、みなそう言う)


今、朝の報道番組で「政治とお金」がテーマの討論が行われているようだ。
泣き叫んで辞職した県議の事件のあと、国政レベルでも「政治とお金」に絡む不祥事が起こっている。

今回私たち一般国民がわかったこと、それは政治家の報酬というのか収入というのは、表に出る議員報酬だけではないということ、そして活動費などのその額は結構ハンパではなく大きいこと。
さらに言うと、その使い道は基本的に無制限、あるいは自己申告制(領収証無し)であることもわかってきた。

これは、わかる。誰でもわかる。あやしい使い方をしたくなる。
不祥事が起きて反省はいいけど、なぜ、この制度を変えようと議員さんたちは言わないんだろう?
100%オープンにしますと。


もう一つ出版人として気になることは、特定秘密保護法の施行が迫っているということだ。
中身がもう一つ不承知なのだが、とにかく出版人としては、保護すべき秘密の「基準」がわからないというのは、何とも釈然としない。
出版文化における表現の自由が憲法で保障されている。それとの関係は?


このへんのところ、国民の「クリティカルシンキング」(複眼的思考、批判的思考)が重要な時代になっているのではなかろうか。

そんなことを感じている、この頃である。

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