福島へ

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日本標準

1月28日の日曜日、寒い朝。雲が多いがこのあと青空が広がるらしい。

昨日は福島の磐梯熱海に出かけた。温泉に!・・ではなく福島県の新年度会議に。風が強く寒かった。

冒頭、能登半島地震で被災された方々への黙とうから会議をスタート。

私からは、全国的に大変な困難を抱えている公立学校の話をして、先生や子どもたちに、今私たちは何をするべきか、何をしなければならないか、そんな話をした。

午後2時開会、午後4時半終了で、即解散。(昔なら、さあ第2ラウンドだあ、と張り切るところ)

同行は、営業の刀根。彼は新人のときにも同行しているが久しぶりに彼の話を聞いた。

穏やかに話をするようになっていた。昔はもっと尖がっていた。もう営業部の指導者だもんなあ。



私は自分の話のなかに、伊東正義氏(自民党政治家)の話をした。会津出身である。

昔、リクルート事件という、政治家に対する未曽有の贈収賄事件が起きたとき、伊東氏はその反省を世に示すため、当事者の首相、前首相、党の幹事長たちに、辞任を求めた。

しかし、コトはそう進まなかった。

あのとき、自民党として反省を世に示すことができていれば、今回のような大規模で違法な裏金作りのような体質は変わっていたかもしれない。

彼は「政治家は何になるかではない。何を為すかだ。」と言っている。学ぶべき言葉だと思う。

彼は、首相就任の要請を断り、死後の叙勲は妻の輝子さんが故人の遺志に反すると固辞した。

強い風が吹く福島で、そんなことを考える一日になった。

日帰りの出張、午後8時前に帰宅した。

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