【青木先生の国語授業講座】視点

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日本標準

この講座では、子どもたちが文章を読み深めるために必要な「目のつけどころ」としての学習用語について、簡潔に説明しています。

教材研究や研究授業を作るための参考に、講座を活用してください。

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今回は、物語文における、「視点」について解説します。視点を意識することで、物語をより深く読み込むことができます。

 

1.視点とは何か

  • 物語には登場人物と語り手がいる。
  • 語り手は、登場人物の中に入って語ったり、登場人物の様子を外から見て語ったりすることができる。
  • 視点とは、語り手が「どこにいて」「何を見て語っているか」

2.語り手の役割

  • 登場人物を外から見て、様子を語ることができる。
  • 登場人物の心の中に入って、気持ちを語ることができる。
  • 語り手は、登場人物の外にいたり中に入ったりすることができる。
  • 作品によっては、特定の人物の中にだけ入り、心の中を語ることもある。

3.「大造じいさんとガン」の例

  • 残雪をねらった大造じいさんが、銃をおろしてしまった場面
    →語り手は、大造じいさんの外にいるので、大造じいさんの行動は見えているが、心の中(なぜ銃をおろしたのか)を語ることはできない。
    登場人物を外から見ているので、登場人物の気持ちは読み取れない。
  • 大造じいさんが、ハヤブサと戦った残雪に対峙した場面
    →語り手は、心の中に入っているので、大造じいさんの気持ちを語ることができる。
    登場人物の中にいるので、登場人物の気持ちが読み取れる。

4.視点を意識すると

  • 語り手が「どこにいて」「何を見て語っているのか」という視点を意識して読むことが大切。
  • 物語を書くときに、視点を意識して書くと、物語をよりよい作品として描くことができる。

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