【青木先生の国語授業講座】具体と抽象

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日本標準

この講座では、子どもたちが文章を読み深めるために必要な「目のつけどころ」としての学習用語について、簡潔に説明しています。

教材研究や研究授業を作るための参考に、講座を活用してください。

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今回は、説明文の「具体と抽象」について解説します。

「伏線」をつなぎ合わせる読み方ができると、物語をより深く理解することにつながります。

動画の概要
― 4年「アップとルーズで伝える」を例として ―
  1. 段落構成(論の展開)の分析
  2. 筆者が言いたいこと
  3. 「具体」と「抽象」を意識して読む

1.段落構成(論の展開)の分析

  • 1段落め~6段落め・・・テレビの映像を例とした「アップ」と「ルーズ」の説明
  • 7段落め・・・・・・・・新聞の写真を例とした「アップ」と「ルーズ」の説明
  • 8段落め・・・・・・・・どちらも「アップ」と「ルーズ」を使い分けて伝えている

.筆者が言いたいこと

  • 「アップ」がよいか、「ルーズ」がよいかの話ではない
  • 「伝える」側と「受けとる」側の話へ展開
  • 題名から、「伝える」側の説明文としてとらえ直す

3.「具体」と「抽象」を意識して読む

  • 具体的に伝えるときは、具体的な事例をわかりやすく紹介する
  • 筆者(発信者の立場)が言いたいことを伝える段落では、抽象的な言葉を使いながら論が展開される
  • 説明文は、「具体」と「抽象」を使い分けながら、言いたいことを伝える
  • 「具体」と「抽象」を意識して読むと、筆者の言いたいことが伝わってくる

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